~学年1位からの挑戦状~#15
生体の防御反応として正しいのはどれか。
- マクロファージによる食作用
- B細胞によるヒスタミンの放出
- ヘルパーT細胞による抗原の提示
- 好中球による免疫グロブリンの産生
解答・解説は下にあります♪
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解答・解説
1.正解
マクロファージは大食細胞とも呼ばれ、体内の侵入した異物を食作用によって排除します。さらにマクロファージは抗原提示も行っています。
2.不正解
ヒスタミンは組織の炎症や損傷の際に、肥満細胞などから放出されます。B細胞は抗原提示をうけたヘルパーT細胞によって活性化され、形質細胞に分化して、その抗原に対する抗体を作るのです。
3.不正解
抗原提示を行うのは、マクロファージや樹状細胞です。これらの細胞は、食作用によって抗原を細胞内に取り込んで分解し、断片化された抗原を細胞膜上に提示します。この提示された抗原をヘルパーT細胞が認識し、特異的な免疫反応が起きる。
4.不正解
免疫グロブリンは形質細胞が産生する血漿タンパク質の事で、抗体の事を指します。抗体には、IgA、IgD、IgE、IgG、IgMの5種類があります。
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キーワード
- マクロファージ
- ヒスタミン
- ヘルパーT細胞
- 抗体:IgA、IgD、IgE、IgG、IgM
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